内科
一般内科として、高血圧症、高脂血症、糖尿病や高尿酸血症等の生活習慣病に加え、
肝疾患は肝臓専門医が対応しております。
●ウイルス性肝疾患の助成制度に関わる検査、診断書作成
●当院で可能な検査
・検体検査(血液、尿、便など)※一部外注
・超音波検査(腹部、頚部など)
・心電図
・単純レントゲン撮影
・上部消化管内視鏡検査
・肺機能検査
・動脈硬化検査
●健康診断
特定健診など各種健診等を行っております(詳細は直接お問い合わせください)
●在宅医療
往診や訪問診療を行っております
●産業医活動
地域の事業所で産業医活動を行っております
●学校医活動
地域の学校で学校医活動を行っております
肝疾患について
「肝臓は沈黙の臓器」という言葉を耳にしたことがあると思います。肝疾患があっても症状を自覚しにくいことを意味しています。健康診断などで肝機能異常を指摘されても放置してはいませんか?
肝疾患には「脂肪肝」、「ウイルス性肝疾患」、「自己免疫性肝疾患」、「薬物性肝障害」などがあります。この他にも遺伝性肝疾患などもありますので、お気軽にご相談ください。
「脂肪肝」はアルコール性と非アルコール性に分類されます。いずれも飲酒や食事といった生活習慣が関係しています。「非アルコール性脂肪性肝疾患」は飲酒量の問題はないのにメタボリックシンドロームと共通する背景(肥満症、糖尿病、脂質異常症、高血圧症など)をお持ちの方に発症しやすいと言われています。
中でも「非アルコール性脂肪性肝炎」は脂肪化に炎症が加わり、慢性炎症が続いたために肝臓の線維化が進行して肝硬変となり肝がんが発生しやすくなります。有病率は成人の3〜5%ですが肝がんの原因として最近注目されるようなりました。
「ウイルス性肝疾患」の代表例はB型肝炎とC型肝炎ですが、近年、抗ウイルス治療は飛躍的に進歩しました。当院では助成制度による検査、診断、治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
「自己免疫性肝疾患」は自分の免疫が自己の細胞を標的に攻撃することで起こります。膠原病などの所見のひとつとして肝障害が起こっていることもあります。診断の第一歩は外来で可能な血液検査です。
「薬物性肝障害」は薬による肝臓の炎症です。原因となる薬物は処方薬に限りません。市販薬や健康食品など様々なものによる肝障害も報告されていて、体調不良の原因となっている場合もあります。